【六甲山探検録1】風吹岩には猫がいる【登山記録】
兵庫県民なら誰でも、いや近畿圏民であれば誰でも一度は登ったことがあるであろう六甲山。私も兵庫に越してきてから、六甲山に登ること数十回。数々のルートを探検してきました。
そこで! 今回から、六甲山への登山記録を付けることにしました。メジャールートだけでなく時々はマイナールートを通って、記録にバリエーションを付けるつもりです。
第一回目は、阪急岡本駅から保久良神社を経由して、風吹岩まで向かうルートです。所要時間は、片道1時間弱でした。
※ちなみに、一番メジャー?なルートは、阪急芦屋川駅からロックガーデンを経由して山頂に向かい、有馬温泉へ下るルートだと思います。初めのころはよく行っていましたが、所要時間は6~8時間ほど。最近は1,2時間で済むルートで気軽に登ってます。
~阪急岡本から風吹岩編~(所要時間:往復約2時間)
12月初旬。阪急岡本駅に降り立ちました。近くに大学があるので、若人をよく見かけます。駅前から岡本商店街にかけて石畳が続いており、なんとなくおしゃれな感じです。
岡本駅を出てまず右手に向かいます。途中パン屋さんや雑貨さんがあります。お昼ご飯に買って行ってもいいかも。
5分ほどで川に突き当たります。向かうは坂になっている右側です。
岡本八幡宮神社が見えたら、右手の橋を渡り公園に入ります。
公園を抜けて舗装された坂道を上ります。もみじ、イチョウなどの木々が紅葉していて、とてもきれいでした。
坂を上りきると、保久良神社があります。見えにくいですが、鳥居内側にかわゆい干支の置物が並んでいます。
ちなみに下の写真の位置から振り返ると、神戸の街並みが一望できて圧巻です。ぜひその目で見てみてください!
ここから風吹岩に向かうため、保久良神社のさらに奥へ進みます。神社左手沿いに進みます。
突き当りに看板があります。すると見慣れない表示が...
くま! 10年ほど登っていますが、クマは見かけたことありません(イノシシは何度もありますが)。果たして本当に要るのでしょうか。21年6月には芦屋側の山域でもクマの目撃情報があったとか.... もしかしたら、別の山域から移ってきたのかもしれません。なんにせよ、人の少ない時間帯や時期に登らないようにした方がいいと思いました。
くまは怖いですが、歩を進めます。ここからしばらく階段続き。ちょこちょこ視界の開けた箇所があり、景色を楽しめます。
20分弱登ると、開けた場所があります。ここは休憩所となっていて、ベンチがたくさんあります(8個くらい)。視界も開けていて、ここでお弁当を食べている方をよく見かけます。
休憩がすんだら先に進みます。しばらくなだらかな坂道が続きます。
分岐に突き当たりました。一番左が金鳥山を経由して、風吹岩に向かう道。この金鳥山なんですが、どうしても山頂の標識を見つけられず、個人的には幻の山になっています。
真ん中が最短で風吹岩に向かう道。一番右の道とは途中で合流しています。
左端は、八幡谷、十文字山、七兵衛山など、六甲山頂からは少し外れるルート。こちらもまた別の記事で消火しようと思います。
今回は真ん中の道を選択しました。
しばらく進むとまた分岐が。風吹岩は左です。右に行くと、”蛙岩”や”遺跡”がありますが、こちらもまた別の記事で紹介します。
最後、ロックガーデンの地質の坂道を5分ほど登れば風吹岩です! 送電塔が目印です。
(確か)一昨年くらいに崩落し、一時期立ち入り禁止になっていましたが、今は安全対策がなされて再び立ち入れるようになっています。眺めもいいですし、風吹ねこ(勝手に呼んでいる)がたくさんいて、休憩にもってこいの場所です。実際、土日はたくさんの人でごった返すこともあり、人気のスポットです。
しばらく休憩し、来た道を戻りました。
ちょうどよい長さで、お気軽プチ登山が楽しめました!
まとめ
最近はこのお気軽ルートを、週末に楽しんでます。保久良神社付近と風吹岩付近はよくイノシシが出没し、自分も2回に1度は出くわしてます。人なれしているのか、なかなか逃げないので、気づいたら静かに距離を取ることをお勧めします。一度フェンス越しに目と目があい見つめあっていたら、こちらに向かってきたので、見つめあうことはお勧めしません。