【日帰り登山】関西(大阪)から在来線で金勝アルプス(鶏冠山~竜王山)【登山記録】
大阪から日帰りで滋賀県の金勝アルプス(鶏冠山、竜王山)に行ってきました(2021/7/25)。
標高491mの鶏冠山と605mの竜王山からなる金勝アルプス。
特徴的なのは稜線を構成する岩々。奇岩、巨岩が数多くあり、中でも天狗岩と呼ばれる巨岩は、「どうやってここにこの岩が?」と思うほどへんてこなところに位置しています。
天狗岩の上からは、琵琶湖、比良山系などの眺望が楽しめます。
麓のオランダ堰堤ではBBQ・水遊びが楽しめ、家族でにぎわっていました。
ここでは上桐生バス停から、落ヶ滝、天狗岩、竜王山を経て上桐生バス停へ戻るコースを紹介します。
アクセス詳細はこちら↓
今回のタイムスケジュールは以下になります。
※おっと! 登山届は上桐生バス停にある駐車場近くの登山ポストに提出しておきましょう!
もしくは事前のネット提出で!
■タイムスケジュール
7月25日
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・07:55 JR草津駅着
・08:00 JR草津駅発:上桐生バス停行(帝産バス)
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・08:30 上桐生バス停着
・08:30 上桐生バス停発
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・09:30 鶏冠山山頂
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・11:05 竜王山山頂
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・12:20 上桐生バス停着
・12:30 上桐生バス停発(帝産バス)
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・13:00 JR草津駅着
・13:07 JR草津駅発:姫路行(JR)
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・13:58 JR大阪駅着
では、登山ルートを上桐生バス停から順にたどっていきましょう!
まずはじめに、ざっくりとした登山ルートと標高です。
※上図はヤマケイで作成させていただきました。
落ヶ滝の後、鶏冠山まで向かう行程が最も登りがきつかったです。
分岐も多々あり、地図を確認しながら出ないとルートを間違えやすく(実際間違えた)、十分な準備と正確な判断が必要とされる山だと思いました。
- ①上桐生バス停から落ケ滝まで(所要時間:約15分)
- ②落ケ滝から鶏冠山山頂まで(所要時間:約45分)
- ③鶏冠山山頂から天狗岩まで(所要時間:約1時間)
- ④天狗岩から竜王山山頂まで(所要時間:約30分)
- ⑤竜王山山頂から上桐生バス停まで(所要時間:約1時間10分)
- まとめ
①上桐生バス停から落ケ滝まで(所要時間:約15分)
上桐生バス停を降りて川沿いにまっすぐ行くと、左手に駐車場が見えてきます。駐車場に入ると直ぐにトイレがあります。登山届BOXも併設されているので、ここで出してもいいかもしれません。駐車場奥の登山口から登山スタートです。
初めは平坦、のどかな道が続きます。
しばらくすると、羊歯(しだ)エリアに突入します。
なんといえばいいんでしょう、低い位置に生い茂る黄緑の羊歯、小さいけれどはっきり聞こえる小川の音、すべてが合わさって心地よい空間を生み出されていました。
落ケ滝にはすんなりたどり着きました。
貸し切り状態だったので、滝の真下の岩に寝転がり、しばらく涼みました。
②落ケ滝から鶏冠山山頂まで(所要時間:約45分)
来た道を引き返し、北谷線を通る道へ向かいます。
今更ですが、駐車場手前に全体マップがあるので、写真を撮っておくとよいかもしれません。
鶏冠山までは登りが続きます。正直ここが一番つらかったかも。
鶏冠山直前に見晴らしポイントがあります。陸上トラックが見えました。
鶏冠山からはほぼ眺望なしなので、そのまま通り過ぎました。
③鶏冠山山頂から天狗岩まで(所要時間:約1時間)
今回の最高見晴らしポイントはこの天狗岩! 琵琶湖まで見通せるので、この岩を目指して頑張ります。
天狗岩に向かうまでに、巨岩・奇岩を数多く目にします。その岩の上を通ることもあり、なかなか面白かったです。
岩々を超えていくと、ついに天狗岩に到着。下から見上げると、その大きさに圧倒されます。
岩の上に登れるようなので、赤矢印に沿って登っていきます。
そんなこんなで、天狗岩に到着! 景色は文句なしに素晴らしかったです!
岩の上でたっぷり休憩しました。
天狗岩を後に、竜王山へ向かいます。
④天狗岩から竜王山山頂まで(所要時間:約30分)
ここからも分岐が多いですが、標識が必ずあるので、それに従い進みます。道中は奇岩・巨岩もそうですが、仏像が出てきたりとなかなかに面白い行程となります。
30分ほどで竜王山に到着。景色は見えないこともないですが、やはり天狗岩からの景色のほうがGOOD!
⑤竜王山山頂から上桐生バス停まで(所要時間:約1時間10分)
竜王山からさらに奥に進むと金勝寺があるようですが、今回は上桐生まで引き返します。ちなみに金勝寺側にもバス停があるので、どちらに進んでもよいと思われます。
帰りは、狛坂線からオランダ堰堤を通って上桐生バス停に戻る、はずでしたが、道を間違えてしまいました...
狛坂線には狛坂麿崖仏という中々迫力のある仏像があるので一目見たかったのですが...
残念;
もし行かれる場合は、標識・地図を確認して間違えないようにしてください!(自分は水晶線から降りてしまいました..)
3,40分下ると懐かしき羊歯エリアに到着。上桐生が近いことを予感します。もうひと踏ん張り。
アスファルトで舗装された道路に出た後、道沿いに歩いていけば上桐生バス停に到着です。オランダ堰堤を通りますが、家族連れでにぎわっていました。水着を持参し泳いで汗を流すのもよいかもしれません笑
再び駐車場に戻ってきました。12時過ぎにはもう車がいっぱい。テントのスペースを探してうろうろしている人々を見かけるほどでした。
トータル4時間弱で登山終了です。
まとめ
いわゆる"低山"ですが、登りごたえ、景色とも申し分ないです!
ただ分岐が多いため、迷わないように事前の行程シミュレーションをしっかりすることが重要だと感じました。
登山客も多く、地元に愛されている山なんだとつくづく感じました。