【一泊二日】【冬山】【日帰り可】関西(大阪)から高速バスで伯耆大山(弥山)【登山記録】
大阪から一泊二日で鳥取県の伯耆大山に行ってきました(2021/1/3夜~1/4夜)。
大山は鳥取観光の目玉でもあるので、HPですばらしく丁寧に紹介されています。
このコロナ禍のご時世ですが、大山登山自体は禁止されていません。
その代わり、感染予防のための新しい登山のマナーが推奨されています(例えば挨拶は会釈のみなど)。
登山する前は、HPを要チェックや!
登山届もWebで済ませられるので楽ちんです!
■タイムスケジュール
1月3日
・19:20 なんば(OCAT)2F バスターミナル発:米子行【高速バス】
↓
・23:00 米子駅前バスターミナル着
~米子で宿泊~
1月4日
・07:20 米子駅バスターミナル発:大山寺行【路線バス】
↓
・08:12 大山寺バス停着
↓
・08:35 夏山登山口着
・08:40 夏山登山口発
↓
・11:00 伯耆大山(弥山)山頂
・12:00 伯耆大山(弥山)出発
↓
・13:20 夏山登山口着
↓
温泉(豪円湯院)、montbel
↓
・15:20 大山寺バス停発:米子駅行【路線バス】
↓
・16:12 米子駅前バスターミナル着
↓
ラーメン、買い物
↓
・17:30 米子駅前バスターミナル発:梅田行【高速バス】
↓
・21:05 大阪梅田バスターミナル着
※交通に関しての詳細、気を付ける点は次の記事で紹介します。
では、登山ルートを大山寺バス停から順にたどっていきましょう!
まずはじめに、ざっくりした登山ルートと標高です。
※上図はヤマケイで作成させていただきました。
アップダウンがほとんどなく、行きは登りのみ、帰りは下りのみのシンプルな行程です。
- ①大山寺バス停から夏山登山口まで(所要時間:約10分)
- ②夏山登山口から六合目避難小屋まで(所要時間:約1時間10分)
- ③六合目避難小屋から大山頂上(弥山)まで(所要時間:約1時間)
- ④大山頂上(弥山)から夏山登山口まで(所要時間:約1時間20分)
- まとめ
①大山寺バス停から夏山登山口まで(所要時間:約10分)
大山寺バス停に着くと、目の前がナショナルパークセンターです。
近くの地図を確認して、取り敢えずモンベルのある方へ向かいます。
モンベルを見つけたら、そのまま目の前の橋を渡ります。
駐車場を過ぎると、左手に夏山登山口があります。
自分はまずモンベルへ行くところで迷ってしまったので、登山口に着くのに20分ほどかかりましたが、迷わなければ10分ほどの距離です。
この時点でアイゼンを付けて、いざ登山開始!
②夏山登山口から六合目避難小屋まで(所要時間:約1時間10分)
最初は樹氷の中を進んでいきます。この日は登山している方も多く、何人もとすれ違いました。
全く下りなしの、登りのみ。これだけ一貫して登りだけの山行は珍しいんではないかと思います。
先に進むほど、雪は深くなっていきます。
人気な山のためか、すでにトレースがついていました。感謝感謝。
六合目避難小屋の手前に、視界が開けた場所があります。
まだ樹氷に覆われている標高であるものの、景色は中々すばらしい!
このポイントを過ぎると、避難小屋はすぐそこです。
この後、より急登になるので、しっかり休憩してから出発します。
③六合目避難小屋から大山頂上(弥山)まで(所要時間:約1時間)
ここから樹氷もなくなり、視界が開けます。下界を見下ろすと雄大な景色が広がっており、何度も振り返ってしまう...所なんでしょうが、この日はガスガスで視界不良。前も後ろも殆ど見えず、ただただ目の前の青いポールをみて、上を目指す山行となりました。
そのため、ほとんど写真は撮れず(とっても何も見えぬ)。
直前までの天気予報は晴れだったのに.. と思いながら、これが山の天気は変わりやすいということかぁ、なんて考えながら登り続けました。
六合目以降は急登が続き、体力が奪われます。また、遮るものがなく風をもろに受けてしまうので、かなり寒く感じます。低体温症にもなりかねないので、 防寒着等の準備はしっかりしておかないといけない と強く感じました。
標識も雪で埋もれて見えず、今何合目だろうと思いながら登り続けました。
比較的ゆっくり上りましたが、1時間ほどで大山頂上避難小屋が見えてきました。
小屋を過ぎると、すぐに頂上です。
一旦小屋に戻り、お昼ご飯を食べました。
今回、登山の目的は「頂上から剣ヶ峰の姿を拝む」こと。
ネットか何かで調べていただくとわかりますが、それはもう美しい光景です。しかしガスガスで何も見えず。
諦めたくなかったので、12時まで頂上で粘りました。
ということで、すごすご退散。
またいつかリベンジ...!
④大山頂上(弥山)から夏山登山口まで(所要時間:約1時間20分)
帰りは下り坂のみ。すいすい下れて気持ちよかったです。ただ、登ってくる登山者の方に雪をぶっかけてもいけないので、その辺は気を付けながら下りました。
下山中、ふと視界が開ける瞬間がありました。そう、ガスが晴れたのです!
ここぞとばかりに写真を撮りまくりました。樹氷エリア前だったので、視界は抜群。日本海まで見渡せました。
しばらくするとまたガスってきたので、下山再スタート。
下りは、登りの約半分の時間で済みました。
まとめ
今回の登山時間は約5時間ほどでした。しかし、休憩タイムや写真タイム、頂上での粘りタイムで1時間以上は使ったので、実際の山行は4時間前後だと思います。
伯耆大山ですが、初心者の雪山チャレンジ先としてはかなりおすすめできます。危険箇所が少ないこともそうですが、大山が人気の山であって登山者が多い、ということも大きな理由の一つです (単行であっても、他に登山者がいる確率が高いことや、トレースがついてるということ)。
しかし、誰も登っておらずトレースもついていない段階で、まして早朝に一番のりに登ろうとすれば、一気に上級者向けになると思います。
もう一度行ってみたいと思える山でした。
是非登ってみてはいかがでしょうか!