【日帰り登山】関西(大阪)から高速バスで石鎚山【登山記録2019/11/1~11/2】
夜行バスを使って、日帰りで石鎚山に行ってきました(2019/11/1夜~11/2)。
標高(西日本最高峰の1982m)でも有名ですが、鎖を使って急斜面を上る鎖場や、綺麗な紅葉でも有名なのが石鎚山です。
今回は11月初めに行ったので、紅葉がすでに終わっていました。しかし、山頂からはぐるりと囲む四国の峰々を眺めることができ、雄大な景色を楽しめました。
■タイムスケジュール
・22:50 大阪発
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・6:00 西城駅着
・7:47 西城駅発
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・8:41 ロープウェイ前着
・9:00 ロープウェイ前発
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・12:30 石鎚山山頂
・13:30 石鎚山出発
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・15:00 ロープウェイ前着
・15:17 ロープウェイ前発
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・16:11 西城駅着
・18:05 西城駅発
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・23:00 大阪着
※交通に関しての詳細、気を付ける点は次の記事で紹介します。
では、登山ルートをロープウェイ前から順にたどっていきましょう!
①ロープウェイ前(バス亭)から山頂駅まで
ロープウェイ前に着くと、すぐ目の前に「ようこそ」の看板が。
皆さんスタスタと行かれたので、一緒についていきました。
しばらく坂を上ると、ロープウェイ乗り場が。
往復チケット(2000円)を購入して待機。
しばらくするとゴンドラが来たので乗り込みました。
山頂駅には7分程度で到着。
売店を通り抜けて、登山開始です!
②山頂駅から成就社まで
まず、山頂駅から登山口のある成就社まで、少し傾斜のある坂道を登っていきます。
道中、法螺を持った人がたくさんいました。この後登山している間にも、時々法螺の音が聞こえてきました。
成就社(石鎚神社)に着くと、すでにたくさんの人が。
マイカーで来た方々は、もっと早いロープウェイ便に乗れるのです。羨ましい。
安全祈願をして登山開始です。
③成就社から試しの鎖まで
神社を左手に行くと登山道へと続く門があるので、そこをくぐります。
しばらく緩やかな下り道が続きます。木々の間から漏れる朝日が綺麗でした。
いったん下りきると、その後は登りが続きます。
そして30分ほどで試しの鎖へ到着。
先に着いた人たちが鎖の前におられました。
(下から見ても鎖のゴールが見えず、登るかどうかためらっておられたとのこと)
折角なので、自分は登ることに。
因みに、「試し」の由来は、のちに続く3つの鎖場の前に、力試しでここの鎖場をどうぞ、ということらしい。
後で聞いたところによると、試しの鎖が最も大変な鎖場だそうです。
いざ登ってみると、これが中々に怖い(写真は撮れませんでした)。下を見ないようにしつつ、何とか登りきると、お地蔵さんらしきものが。
そして、あたりは何も遮るものがないので、抜群の景色でした。
④試しの鎖から頂上まで
試しの鎖以降も、登りが続きます。
鎖場から直ぐの所に茶屋さんがあったので、そこで休憩。
生姜と水あめを混ぜて作られた力水(400円)をいただきました。程よい甘さでおいしかったです。
道中3つの鎖場がありますが、試しの鎖をクリアしていたので、特に難しさは感じませんでした。
ただ、腕の力だけで登っていると、だんだん腕に力が入らなくなってきて危ないので、足もうまく使って登ることを意識します。
この日はたくさんの登山客がおられたので、鎖場は渋滞していました。
休み休みいけたので、かえってよかったですが..
時間がないという方は、鎖場を通らない迂回路がありますので、そちらをお勧めします。
そしてロープウェイから3時間ほどで頂上に到着しました。
⑤頂上(弥山~天狗岳)
三の鎖を登りきると、すぐ右手に社殿が見えます。そして社殿を過ぎると、天狗岳の姿が。
社殿前が休憩スポットになっており、たくさんの人がお弁当を食べたり写真を撮っていたりしていました。石鎚山(弥山)の山頂を示す看板もここにあります。
(因みにこの時点で12:30。土日はたくさんの登山者がおられるので、参考タイム(2時間)+1時間見ておいた方がいいと思います)
そしてこのまま、天狗岳へ行きます。
弥山からはとても近くに見えましたが、いざ行くと意外と遠い。
天狗岳のてっぺんは、弥山から見えていた景色のもう一つ奥にあるのでした。
ここも人が多いとよく渋滞するのでご注意です。
30分ほどで天狗岳のてっぺんに到着。
視界は開け、あたりの連峰を360度見渡せます。
きっちり写真を撮り、弥山へ引き返します。
30分ほどで弥山に帰ってこれました。
アバウトですが、渋滞なしだと片道10分ぐらいで行けるのではないかと思います。
⑥頂上(弥山)からロープウェイ前(バス亭)まで
この時点で時間は13:30!
ロープウェイの時間に間に合うよう、少し早足で降りました。
(急いでいたので、ほとんど写真がありません..)
帰りは急いだこともあり、1時間ちょっとでロープウェイ前に帰ってこれました。
ロープウェイから降り、行きしなに見たようこその看板をくぐります。そのまま道路沿いに降りていくと、左手にバス停が見えます。バス停には休憩所が併設されていました。帰りのバス券は、この休憩所で販売しているので、バスが来る前に買っておきましょう。みなさん、バス停の前にリュックを順番に置いて場所取りをしてから、あたりをぶらぶらされてました。
15:17発のバスに乗り、16:11に伊予西城駅前に到着。温泉に入って時間をつぶし、18:05発の高速バスで大阪に戻りました。
まとめ
西日本最標高の山ということで、その名に劣らぬ素晴らしい景色でした。
また、鎖場もあり、天狗岳の尾根もあり、中々のスリルを味わえた登山でした。
秋と冬の境目で紅葉が見れないのは少し残念でした。山頂で紅葉を見るなら、10月半ばまでには行った方が良いかなと思います。
関西からであれば、車がない方でも夜行バスで日帰り?できるのでお勧めです!
★番外編です